中村の考え

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

脳みそ0%のすすめ

直感的に物事を捉えることは非常に大事である。アーティストに必要なのは、頭脳よりも何よりも直感力である。

とかく知識を得ると、人間は直感ではなく、脳みそで物事を捉えようとする。
私事でありますが、最近水彩画をはじめました。
とたんに美術鑑賞が直感的でなくなる。技法に目がいくようになるのです。
なまじの知識と経験は直感の邪魔になる。
では直感とは何ぞや?

将棋の世界の話をしましょう。むろん私はへぼ将棋なので、将棋の神髄を身を以て体験したことはございませんので、又聞きや文献によるお話です。
全てのボードゲームは、必勝法を探す旅、だといっても過言ではありません。
数学的に言えば、結論の存在するものなのだそうです。
オセロ等は必勝法が存在するそうです。多分、後手が必勝だったと思います。囲碁も先手有利です。だから、五目半のハンデを付けて打ちます。
ところが将棋に関しては未だ先手後手有利の結論すら出ていません。人間はおろか、力任せに計算するコンピューターですら、わからないのです。
将棋界最強の男、羽生善治が20代の頃、彼は他の棋士よりほんの少しだけ深いところまで読むことが出来ました。その読みの深さは本当に髪の毛一本分ぐらいのものだったそうです。
そして、その髪の毛一本の読みの深さで将棋界七冠王を達成しました。現在も4つのタイトルを保持している(はず)
ただ、脳みそは20代で衰えて来る。その後は経験による勘で指す要素も増えて来るそうです。
ひいては、読まない強さ、つまり直感力ですね。
しかしそれは、今までの膨大な読みの蓄積や、経験の集約からくる、直感、なのです。
適当ではない。


アーティストには3種類のタイプがある。
かしこ※に見えるかしこ、アホに見えるかしこ、アホに見えるアホ。
かしこに見えるアホはあんまり見たことないなあ、たまにお見かけしますが。

アホは、直感力で音楽を捉える。そして、絶えず新鮮にその場の音楽の局面を見ることが出来る。
ものを見ることにおいても、創作する局面においても、アホでいることは実は最高なのだ。
頭を使っているようではまだまだ。
ただ、究極の脳みそ0%星人になるには、大天才の人以外は膨大な思考と経験の積み重ねの先にあるのだ。
何やらと何やらは紙一重、まさにその通りなんだ。
勿論、僕はまだまだ脳みそを使っている。アホに見えるかしこの段階。

さあ皆さん、究極の脳みそ0%を目指そうではないか。

※かしことは、関西弁でいうところの賢者のこと。アホは関西以外では比較的きつい表現に捉えられがちがだ、バカよりはだいぶソフトな感覚で記しています。
スポンサーサイト
  1. 2009/07/27(月) 13:26:53|
  2. A~D
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<レッスンについて 料金改定等 | ホーム | 謙虚であるということ>>

コメント

「膨大な思考と経験の積み重ねの先」
中津江合宿でも、聞かせてもらったキーワードで
心に留めていました。

合宿では、ほかの皆さんに比べて
自分は、予想以上に単細胞(あほ)だとわかって
一瞬、こんなんでこの先いけるんかな~とおもったけど
逆に気づいたのが
頭でわかってなんとなく形ができていても
全体の音楽の印象って、やっぱり形だけで
心に届くものがなかったり、中身が追いついてない感じだったり
頭で考えなくてもよくなるほどに
頭脳以外のとこから出てくるほどになるには
時間がかかる、経験もたくさん重ねる必要があるんだなって思いました。

それプラス、わたしの考えだけど
心が「音楽」っていう言語を習得して
話し出すみたいな感じを持つの、大事だと思います。
小説にしても、絵でも、「表現」である以上
発信元を「借り物、真似ごと」の段階で「発露した風」になっていては
ちぐはぐな感じだったり、顔が見えてこない感じ。
そういう意味でも、頭脳以外の部分でも
音楽を探りつづけ、なぞり続ける必要ありだと思いました。
  1. 2009/07/27(月) 18:38:15 |
  2. URL |
  3. 和田いづみ #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://nakamuranokangae.blog55.fc2.com/tb.php/42-d627eba9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)