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中村の考え

今年一年の有り様についてアーティストとして物申す。

生命を維持することと、「生きる」ということは違う。
生命を維持するために、生きるということの「道」を曲げる必要はあるのだろうか?

一年という時間の価値は人によって異なる。
85歳の老人の一年と、、0歳の赤ちゃんの一年の意味は違う。
大学生活の4年間のうちの一年、必死でスポーツに取り組む高校2年生の一年、と惰性でサラリーマンしている35歳男の一年は違う。

我々アーティストにとっては、こういう1年間も価値のあるものだったかもしれない。いや、我々アーティストは、こんな1年間の中にも価値を見いだすことが出来るし、それをするのが先進的な価値観と知性を持つであろうアーティストの仕事でもあると思う。

我慢して、自粛して、命を守ろう。本気か?こんな程度の病気のことで。

文化を、食を、旅を、会合を、今生の別れを、その他諸々の、人として当たり前の行き方を放棄して、ただ生命を維持することに価値があるのか?
個人個人が、その選択をすること、は自由だと思う。

だが僕が85歳の老人なら、孫に会いたい。美味しいものを食べに行きたい。海外に旅行に行く体力があるならば、もう一度プラハ城を見て死にたい。
年末には第九を聴きに行きたい。昔馴染みの友達と忘年会がしたい。
後2年後にはこの世にいないかもしれない。悔いを残して死にたくない。

はっきりいう。この風潮は、馬鹿げてる。
誰も言わないから、僕が言う。
アーティストこそ、率先してこういう、誰もが本当は心の中で思っていることを、口にすべきだと思う。

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  1. 2020/12/25(金) 10:40:04|
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